はじめに
この「原神で波動拳撃ちたい」は原神に登場するプレイアブルキャラクターのビルド紹介記事の投稿をメインとするブログです。原神と言えば、プレイヤーの好みのキャラクター４人を自由に編成し、立ちはだかる敵を倒す事を目標とするゲームですが、Ver.3.4時点ですでに合計６０人以上もの魅力的なキャラクター達が実装されております。これまでいくつかのビルド紹介記事（我が家のビルド）を投稿して参りましたが、このままなんの整理もせず投稿し続けると訪問者の方々に少々不親切だと私は考えました。そのため、今まで作成してきた記事の総まとめもかねてこのブログの目次になるこの記事を投稿しました。
この記事をまず第一弾としてメインアタッカー達を元素順に簡単な解説を添えながらに紹介し、更にもしビルド紹介記事をすでに投稿済みであれば、その記事へのリンクを一緒に置いておきます。もしこのページをご覧になって、訪問者様のお眼鏡にかなうビルド記事が見つかれば幸いです。
そして、このビルド紹介記事の大半は我が家のビルドと呼ばれるものになります。これは攻略記事というよりかは私の使うキャラクターのビルドの紹介記事であり、装備させている武器や聖遺物に関する解説やキャラクターの歴史や設定をだらだらと書いたものです。もしよろしければ読み物としてご覧くださいませ。
また、私は微課金で原神を遊んでいるため、仲間にしていないキャラクターもかなり多いです。その場合は私の持つ知識の範囲内で率直な意見を述べていくため、少しずれた事を抜かしているかもしれません。もし間違った文章などを見つけた際は私のTwitter（@RaspJon7）などで指摘して頂ければ喜んで修正しますのでどうぞよろしくお願いいたします。
最後に、この記事はバージョンアップと共に更新予定な他、ここからの文章は全て「である調」で書き記されています。これは単純に私がこの書き方を一番好んでいるだけであって、何の他意もございませんのでご了承を。
もくじ
炎元素
ディルック
胡桃
宵宮
クレー
水元素
☆★神里綾人
タルタリヤ
氷元素
☆神里綾華
☆甘雨
エウルア
雷元素
刻晴
☆雷電将軍
セノ
風元素
放浪者
魈
岩元素
荒瀧一斗
草元素
アルハイゼン
☆．．．我が家のビルド投稿済み
★．．．無/微課金向けガイド投稿済み
キャラ解説：メインアタッカー編
まず初めにメインアタッカーと呼ばれるキャラクター達に関して解説してゆく。メインアタッカーとは、他のチームメンバーからのバフなどのサポートを受けながらチームの先頭に立って敵を殲滅する役割を持った、いわばチームの華とも呼べる存在である。
まず原神を始めた初心者の方が一番最初に引くべきキャラクターはこのメインアタッカーになるだろう。ほとんどの場合これらのキャラクターの操作は単純であることが多く、初心者の方にも馴染みやすい事に加えて高いダメージを簡単に出しやすいため、一人でも仲間にすることが出来れば序盤の戦闘の難易度を大きく下げてくれる。複雑な元素反応を絡めずとも単体でダメージを出しやすいキャラクターが多いことも大きなプラスだろうか。
しかし、だからといって何人もメインアタッカーを引くべきでは無い。大体の編成の場合、メインアタッカーは一人いれば十分なことが多いため、あまり仲間にしすぎると螺旋５層への挑戦を始めるまでは倉庫番を任せることになってしまうので注意しよう。序盤は多くても２、３人、そして余裕が出来次第少しずつ増やしていくのが良策と言えるだろう。
炎元素
ディルック
恒常星５キャラクターの一人。旦那の愛称で親しまれ、初心者の旅人たちの憧れの的であった．．．のは原神リリース初期のつかの間の幻想。Ver.3.4現在は外れ筆頭キャラの一人であり、すり抜けで彼を仲間にした事実に落胆や悲鳴の声を上げる旅人たちの姿は想像に難くない。
思い出の中でじっとしていてくれ．．．
．．．=====○)д｀);.･;゛；ﾌﾞｯ
なんてろくでもない書き出しをしてしまったが．．．ある程度は事実なのだから仕方がない。しかし、確かに胡桃や宵宮と比べてしまうと明らかな力量の差にため息をつきたくなるが、それでも星５キャラクターとしての強さは十分にある。旦那の良さはその使いやすさにあり、育成次第で高レベルのフィールドや秘境、更には螺旋などの高難易度ダンジョンもクリアすることは可能。
彼の強さは使い勝手の良いスキルと強力な元素爆発にある。まずスキルだが、スキルボタンを押すたびに炎元素を纏った斬撃を敵に放つものであり、最大三回まで連続で発動することが出来る。そしてこのスキルに元素付着クールタイム（ICD）が存在しないおかげで連続で蒸発や溶解などの強力な元素反応を起こせるため、使ってみると意外な強さに驚かされる。
そして元素爆発は強力な範囲攻撃を前方に放つものであり、ヒルチャールなどの有象無象を相手にする際にはまとめて薙ぎ払うことが出来る。そしてこれは多段ヒット攻撃なため、ノックバックする敵であれば合計ダメージはかなりのものとなる。そして元素爆発発動後は通常攻撃が炎元素に変化するため、スキルと通常攻撃を交互に放つことで更にダメージを伸ばすことができ、全てが自己完結しており強力。自身の防御力が高めなことから打たれ強いところもまた魅力。
．．．なのだが、先程申した通り現状では他のキャラと比べると少々力不足であることは否めない。しかし、HoYoverseの事なのでいつかは強化が入るはず．．．と信じたい。現状は序盤の相棒としてどうぞ。
胡桃（未所持）
Ver.3.4現在、炎元素アタッカー最強の称号を与えても全く問題ないほどの高ダメージを連続でたたき出せる葬儀屋。その超火力はまるで敵を直接火葬しているのかと思えてしまうほど。これは彼女なりの弔いなのであろうか．．．。
彼女の強さはスキルにあり、これを発動することで自身のHPを割合で消費する代わりに一定時間HP上限の割合分彼女の攻撃力を上昇させ、通常攻撃と重撃に炎元素を纏わせることが出来る。更にスキル発動中は中断耐性の増加に加えて重撃の速度が上昇する。そしてこの重撃、なんとICDがほぼ０なため、連続で蒸発を起こす事が可能。行秋や夜蘭などを一緒に編成することで敵を瞬時に滅ぼすことが出来る。旦那とはえらい違いである。
そして元素爆発はICD０の強力な単発ダメージ。つまり、水元素が付着している敵に元素爆発を放てば、しっかりと育成した胡桃であれば１０万以上のダメージは余裕で叩き出せる。攻撃は最大の防御とはよく言ったものである。
しかし、その反面彼女はHPを５０％以下に保つことで強力なバフを得ることができる都合上、HPを回復しすぎるヒーラーとはあまり相性が良くない。代わりにシールドを張ることで彼女を守ることがほぼ必須となるのだが、気を抜くと不幸な事故で自分の葬儀を行わなければならない状況が慣れないうちは度々発生する（らしい）。
．．．彼女には最強よりも名誉勲章の称号の方が相応しいかもしれない。
一応元素爆発でHPをある程度回復できるのである程度は自身でのリカバリーは可能。だが彼女を仲間にしたいのであれば鍾離や行秋などのサポーターを一緒に仲間にすることも考えるべきあろう。やや玄人向け。
宵宮（未所持）
胡桃と少し似た性能を持つのが宵宮。彼女のスキルを発動することで胡桃と同じように自身の通常攻撃に炎元素を一定時間纏わせることができ、その後はひたすら敵に通常攻撃を放ち続けるのみであり、初心者にも使いやすい。
そしてこの通常攻撃がかなり強力である。全弓キャラトップの通常攻撃倍率を誇り、特に５段目のダメージは一見元素爆発ダメージかと見間違えるほどの高火力を出すことが可能。
一見HPの消費が無い分宵宮は胡桃より優れているように見えるが、そうは問屋が卸さない。彼女は弓での通常攻撃を主体とするため、敵一体ずつにしか攻撃が出来ない。そのため、対複数戦でも重撃を振り回すだけで済む胡桃とは違い、宵宮の場合は一体ずつ丁寧に各個撃破を行っていく必要があり、これは一種の弱点と言える。
．．．弱点であるはずなのだが、彼女の通常攻撃が余りに強力すぎるため、しっかりと育成を行っていれば大体の雑魚敵は彼女の矢２，３本食らうだけで倒れていく。シールドを張った後に通常攻撃を連打しているだけで多くの状況を打開できる潜在能力を秘めており、非常に強力。また、その分彼女の対ボス性能は頭一つ抜けており、単体のスペシャリストと呼んでも過言ではないだろう。
さらにもう一つ。彼女の最大の武器がある。それは．．．
おっｐ．．．=====○)д｀);.･;゛；ﾌﾞｯ
クレー（未所持）
かわいい。以上。
．．．=====○)д｀);.･;゛；ﾌﾞｯ
というのは半分冗談である。クレーは炎元素の法器キャラであり、その小さな体から放たれる重撃は彼女の１０倍以上の体格を持つヒルチャールの王さえも吹き飛ばすことが出来る。そしてこの重撃のICDは0.5秒なため、スタミナにさえ気を付ければ連続で強力な蒸発ダメージを起こす事も可能。
また、クレーのスキルのボンボン爆弾も強力で、発動後は四散し小さな地雷をフィールドに散らばらせるといったもの。このスキルは最大２回まで連続で発動することができるため、適度に散らばらせて敵に炎元素を付着させる手段としても使えるだろう。
そしてクレーの元素爆発は発動後最大１０秒間周囲の敵に完全に自動で範囲攻撃をばらまくことができる。この自動で攻撃を行ってくれる部分は彼女しか持たないユニークな特性だが、代償に彼女が控えに戻ってしまうと効果が切れてしまう。ならばずっと場に出てメインアタッカーを務めてもらえばいいじゃないか、と言いたいところだが、彼女はかなり打たれ弱い上、重撃を連発しているとスタミナが一瞬で空になり、回避すらままならなくなる。そのため、場に出続けるためには宵宮などと同じくシールドやヒールなどのサポートが必要になる。
しかし、胡桃からクレーまで全員シールドにおんぶにだっことは．．．
少しは旦那を見習うべｋ．．．=====○)д｀);.･;゛；ﾌﾞｯ
水元素
神里綾人
私が今一番愛用しているキャラクターの一人。スキルを発動することで一定時間自身の通常攻撃を大幅に強化するタイプのアタッカーであり、スキル発動後は通常攻撃ボタン押しっぱなしにするだけで勝手に近くの敵に範囲攻撃を与えてくれるおかげでとにかく使い勝手が良い。
そしてこれは妙な話だが、綾人はメインアタッカーの割には自分自身では火力を出す必要があまり無い。彼はスキルや元素爆発によって水元素を広範囲の敵に付着させることを得意とするタイプであり、これを起点として様々な元素反応を起こす事でとてつもないダメージをチーム全体で出すことが出来るのである。
そのため、彼は蒸発、凍結、感電、超開花、etc．．．と、どんな編成であってもその力を発揮することができ、非常に強力。プレイヤーの仲間にしたキャラクターによってその性能を変幻自在に変化させることが出来る。
また、今後水元素版の申鶴やファルザンのようなキャラクターが出現すればその性能に更なる進化を望めるだろう。将来性が抜群な上に星５武器を無理に入手する必要もあまりないため、私は強く初心者におすすめする。
一つ注意点として、彼は他のチームメイトの力にかなり依存する。（綾人に限った話ではないが）彼を螺旋１２層などに投入したい場合は他のチームメイトの育成や更なるキャラガチャが必要となる。
記事リンク：
タルタリヤ（未所持）
タルタリヤは綾人と同じように自身の通常攻撃/重撃を特殊な水元素攻撃に一定時間変化させるタイプのアタッカーであり、一見綾人とあまり違いが無いように思える。が、タルタリヤは綾人とは全く別次元のキャラクターであり、使い方も変わってくるため注意が必要である。
タルタリヤの良さはやはりその爽快感にある。彼の放つ重撃と双剣モードの斬撃が敵に会心ダメージを与えると、その敵に断流を付与することが出来る。この断流が付与された敵を攻撃、または倒すと中範囲攻撃の断流・斬が発生し、更にそのダメージを受けた敵にも連鎖的に断流効果を付与することが出来る。つまり、タルタリヤを集団戦に投入すると画面いっぱいにエフェクトが大量発生させながら敵を殲滅することが可能となり、かなりスタイリッシュな戦闘を楽しむことが出来る。
また、元素爆発は弓と双剣二つのモードでエフェクトと効果が異なり、弓の場合は自身の元素チャージ補助、双剣の場合は高ダメージと、状況に合わせて使い分けることが可能。そしてこれは水元素の強烈な単発ダメージなため、胡桃のように蒸発を使ってアホみたいなダメージを出すことが出来る。まさに戦闘のために生まれてきたようなキャラクターである。
しかし、タルタリアの唯一の弱点にスキルのCTがある。例えば似たようなキャラクターの綾人の場合はスキルのCTは一律１２秒で固定されているが、タルタリヤの場合は彼が双剣モード状態でいた時間の1.5倍の値がそのままCTとなる。つまり、彼の場合は最大３０秒まで双剣モードを保持できる代わりに最長４５秒もの間スキルが使用不能になるのである。
この弱点を克服するために彼の場合はアタッカーを二人採用するなどの工夫が必要となり、うまく使いこなすためには更にガチャを引いたり育成の幅を広げる必要が出たりと玄人向けな性能となっている。この大きな弱点にさえ目をつぶれば攻撃性能は綾人以上なため、どちらを選ぶかはプレイヤーの好みによるだろう。
一応リアルモラを十数万ほどつぎ込んで完凸させることが出来ればCT問題は解消される。
．．．それはそれで今度はまた別の問題（金銭面）が浮上しそうな気はするが。
氷元素
神里綾華
神里綾華はスキル、元素爆発、通常攻撃、そして重撃全てが高倍率な上、彼女自身で全てが完結する能力を持つメインアタッカーの王道を行くようなキャラクター。彼女の特殊なダッシュを行うことで自身の通常/重撃に氷元素を付与することができ、これに水元素を組み合わせることで敵を凍結したまま倒すことの出来る、戦闘のスペシャリスト。凍結編成において、彼女の右に出るものはいるとかいないとか。
基本的には凍結編成で使われることが多いためビルドや編成が固定されることが多いが、どんな相手であってもある程度はゴリ押せてしまうほどの圧倒的な火力で敵をねじ伏せることが出来る。これに加えて元素爆発が非常に強力であり、最大２０ヒットするその桜吹雪の前に立っていられる敵はそうそう現れない。
神里綾華の見た目に惹かれた方や、スタンダードなメインアタッカーで遊んでみたいと考えている方はとりあえず仲間にしてしまって良いと私は考える。例え高い火力が出せずとも、敵を行秋の元素爆発などと組み合わせて敵を凍結させることで反撃を全く受けずに敵を殲滅することが可能なため、ゲームのメタ的にも非常に凶悪な性能をしている。
唯一の弱点はあまりに強力すぎることから今後しばらくは凍結関連の強化が来ない可能性が高い事だろうか。だが、燃焼反応の追加により溶解型にも新たな可能性が広がりつつあるため、今後も別の型への更なる進化に期待がかかる。
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甘雨
甘雨は氷元素の重撃を主体として戦闘を行うキャラクター。基本的には敵から距離を保ちながら戦うことになるため、原神界のスナイパーと呼んでも良いだろう。２段チャージから放たれる霜華満開はかなりイカれた性能を持ち、もはやこれは徹甲榴弾、またはグレネードランチャーの爆撃と言っても差し支えないかもしれない。
彼女の目玉の２段チャージダメージの合計倍率は、過去には最強の単体ダメージを誇った鍾離先生の隕石にも引けを取らない数値となっており、運営の調整ミスを疑うレベルの火力を連続で放つことが出来る。これに加えて彼女の重撃の破裂ダメージはどんなに遠くから敵に当てたとしても弓特有のダメージの減少がほぼ無いため、敵の索敵範囲外から一方的に敵を殲滅することも可能。また、敵が近くにいたとしてもスキルのデコイを設置したり、味方のシールドを張ることによって安全に戦闘を行える。
そして元素爆発も非常に強力。発動することで広範囲の敵にランダムで氷元素の極小範囲攻撃を行うものであり、合計のダメージはかなりのものとなる。ここから更に水元素を何らかの形で付与することが出来れば敵全体を自動で凍結することが出来るため、その後は動かぬ的とかした氷像を狙い撃つことで敵の反撃を受ける前に撃破できる。また、天賦効果により元素爆発の範囲内にいる味方に氷元素バフまで付与できるため、サポーターとしての役割も担うことが可能である。
また、燃焼を組み合わせることで超火力の溶解反応を起こすこともでき、様々な局面や編成で活躍できる潜在能力を持つキャラクターでもある。FPSやTPSなどのゲームが得意な方には特におすすめ。星４の鍛造武器でありながら、甘雨に相性抜群の破魔の弓の存在も彼女の評価を押し上げている。
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エウルア（未所持）
先程の神里綾華や甘雨とはひと味違う性能を持つのがエウルア。彼女は原神では珍しい物理ダメージを主体とするメインアタッカーである。そのため、彼女が利用できる元素反応は敵の物理耐性を大幅に下げる超電導のみとなってしまうが、その分彼女の通常攻撃や元素爆発の倍率は高く設定されており、適当に敵を殴るだけでも強力。
そして、エウルアの目玉となるのが元素爆発。発動することで自身の背後に光臨の剣を召喚し、発動中はスキルと通常攻撃を敵に与えることで光臨の剣にエネルギーを溜める事ができ、一定時間後、または控えに戻る際に爆発し周囲の敵に特大の物理ダメージを与えることができる。この倍率だが、無凸であってもなんと最大３０００％を超える。フィールドの雑魚的であれば一瞬で蹴散らせるダメージを出せるだろう。
が、残念なことに無凸の場合はこの光臨の剣のエネルギーを最大まで溜めることはほぼ不可能である。それでも十分すぎるほどの火力が出るため何も問題は無いのだが。また、物理耐性の高い遺跡守衛系の敵相手となると少し手こずるかもしれないないが、代わりに物理ダメージ無効を持つ敵は現状存在しないため、戦う敵をあまり選ばないことは彼女の利点の一つである。
雷元素
刻晴
旦那と同じく恒常、もしくはすり抜けで仲間になるキャラクターの一人。刻晴も恒常キャラクターの宿命にもれず、外れキャラに名を連ねる．．．かと思いきや、草元素の登場により追加された強力な元素反応との相性の良さから再評価の流れが来ている。その魅力的な見た目からもコアなファンが多く、遂に名誉挽回を果たしたと言えよう。
刻晴は神里綾華やアルハイゼンのように自身の攻撃元素を雷元素に変化させ、通常攻撃や重撃を主体に戦うタイプのキャラクターである。草元素が実装されるまでこのタイプのビルドは水元素を絡めた感電軸のみが主流であったが、現在は感電と超開花を組み合わせた型や激化のみに特化し自身の通常攻撃ダメージを増強する型など、様々な形で活躍している。
また、刻晴は自身で超電導反応を誘発できるため、それを利用してた物理アタッカーとして運用する型も存在する。この型も今となっては草元素関連の編成に飲まれてしまったが、重撃ループなどを利用して短時間に高いダメージを出すことが可能なため、他のキャラクターの育成が済んでいない場合の選択肢として十分ありだろう。しかし、この場合は小回りの利く元素爆発を捨てることになるため注意が必要である。
雷電将軍
雷電将軍の初登場時ほど、多くの旅人たちを驚きと戸惑い、そして狂乱の渦に飲み込んだ出来事は原神リリースから二年たった今でも記憶に新しい。和服美人のセクシーな胸元から剣を抜くことがバアルと呼ばれる神の必殺技になるとは誰に予想できただろうか。
なにせあまりの衝撃から最初につけられた彼女のあだ名はBooba Sword （おっぱい剣）．．．
．．．=====○)д｀);.･;゛；ﾌﾞｯ
そんな雷電将軍は公式からサポーターと呼ばれているが、彼女の余りに高すぎる攻撃性能から、どちらかというとアタッカーと呼んだほうが正しい。彼女の代名詞と言える元素爆発の合計倍率はどのキャラクターと比べても群を抜いて高く、一度その剣を抜けばたちまち敵は全滅する。
そしてこれは将軍がサポーターと呼ばれる所以だが、元素爆発継続中の彼女の斬撃が敵にヒットする度にチーム全体の元素チャージを最大５回行ってくれる。また、彼女の元素爆発ダメージはチームメンバーが消費した元素爆発のエネルギーの量に応じて増加するため、あえて必要元素エネルギーの多いキャラクターをチームに編成し、将軍自身だけでなくチーム全体で高いDPSを出しながら戦闘を進めることができる。将軍は今まで使いづらかったキャラクター達にも日の目を見させてくれた、原神に一種の革命を起こしたキャラであり、実装から1年以上たった今でも彼女の強さは全く色褪せない。
また、彼女のスキルは一度発動するだけで長期間敵に何らかのダメージ与える度に追撃を発生させるものであり、この追撃が発生する適用範囲は実質無限である。この性質を利用し、将軍自身の元素熟知を爆盛りすることで激化や超開花などの強力な元素反応を誘発させることができる。その代わりに元素爆発をほぼ封印することになるが、それに十分見合うをダメージを出すことが可能。ビルドと育成次第で表からも裏からも素晴らしい活躍を見せてくれるだろう。
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セノ（未所持）
エジプトをモチーフとしたスメール砂漠地方を意識したデザインの元素爆発アタッカーがセノである。同じ元素の雷電将軍と同系統の性能を持つ彼の長所は長い元素爆発の継続時間にあり、最大１８秒間戦い続けることが可能。元素爆発継続中は自傷ダメージなどの制約などは無いが、一定間隔ごとにスキルをタイミング良く発動することで広範囲へのダメージと自身の強化状態の期間を延長できる。
正にメインアタッカーのお手本のような性能をしているが、彼の長い強化時間は時には弱点にもなり得る。なぜならセノの元素爆発は一度控えに戻ると効果が消えてしまうため、何も考えずに交代してしまうと２０秒のCTと８０族の高い必要元素エネルギーが足を引っ張ってしまう。彼を効果的に運用するためにはナヒーダや行秋などの長い期間効果が持続するスキルや爆発を共に編成する必要がある。
また、セノはスメールモチーフのキャラクターな事もあり、元素熟知を重要視する性能となっている。彼で高いDPSを出すためには超開花や激化を連続で発生させられる編成が望ましいだろう。このような観点から見ると、彼はスタンダードと熟知型の雷電将軍の中間に位置するようなキャラクター、とも言えるだろうか。将来登場するキャラクターや聖遺物によっては更なる進化が見込めるキャラクターであるため、今後の活躍に期待である。
風元素
放浪者
タルタリアに続いて実装されたファデュイ執行官の一人である彼は、スキルを中心とした時限アタッカーであり、強化状態継続中はなんと自由自在に空を飛び回りながら敵を翻弄する今までの原神には無かった全く新しいタイプの性能を持ったキャラクターである。
スキル発動中は空居力と呼ばれるスタミナに似たエネルギーを消費しながら戦闘を進める事となり、この状態が続く間は通常攻撃と重撃のダメージを大幅にアップする。また、攻撃が敵に当たると一定確率で傾落バフを獲得し、これを保持した状態であれば空居力を消費せずに回避を行いながらファンネルのような追撃を敵に放つことが出来る。圧倒的な機動力を持ちながら敵をあっという間に殲滅する彼の姿はファデュイ執行官に相応しい性能と言えるだろう。
また、スキル発動中の重撃はスタミナを消費しないため、空居力が続く限り重撃を高速で連発することが可能。これが非常に強力であり、人型やトリックフラワーなどの軽い敵であればその高い打ち上げ（ノックバック）性能を利用し、敵の命が絶えるまで延々とドリブルすることが出来る。これは風元素キャラクター全般に言えることだが、小～中型の敵には無類の強さを発揮する。
そして彼の元素爆発は前方に強力な空力を発生させ大ダメージを与えるシンプルなものだが、これもかなり強力。ベネットなどのバフを得た状態で放てば大抵の敵は消滅するだろう。スキルと元素爆発を組み合わせながら戦闘を進めることで、育成次第で鎧袖一触の強さを発揮できるだろう。
魈（未所持）
原神β時代から強力なメインアタッカーとして存在感の強かったのがこの魈である。彼はセノのように元素爆発を発動することで長時間高い火力と機動力を維持しながら戦闘を行える風元素アタッカーであるが、その代償として一定時間ごとにHPを失う。が、その代償に見合った対価として、強化状態の間は通常攻撃、重撃そして彼の目玉である落下攻撃のダメージが跳ね上がる。
元素爆発継続中は魈自身のジャンプ力までもが普段の数倍に強化されるため、基本的に彼の戦闘はこのジャンプと落下攻撃を中心として進めていく。そしてこの落下攻撃の着地地点周辺には槍のようなエフェクトと共に中範囲攻撃が発生し、対複数戦でその真価を発揮できる。また、ジャンプ後の攻撃のタイミングをずらすことで低空/高空落下攻撃を使い分けることも可能。高空であれば高いダメージを、そして低空であればダメージは多少落ちるものの高速で連続落下攻撃を行えるため、状況や敵の数に合わせて戦闘スタイルを変えることが出来る。
また、魈のスキルは敵に向かって槍を構えながら突進するシンプルなものであるが、これも非常に優秀。まずダメージ倍率がかなり高い上、無凸であっても２回までの連続使用が可能なため、手っ取り早く付近の敵を殲滅することが可能である。また、この突進は出が非常に早く、移動距離も中々なこと、そして空中でも発動可能なため移動手段としても使える便利なスキルである。
魈を使う場合はこれらに加えて通常攻撃や重撃を組み合わせたキャンセル技を利用して戦闘を進めることでフィールドを自由自在に暴れまわりながら敵を殲滅でき、プレイヤースキルは求められるがメインアタッカーの中でもトップのDPSを出すことが出来る。更に彼の場合は無凸時点でほぼ完成しているため、その点も優秀である。ただ、元素爆発中は自身で元素粒子を生成できない点には注意が必要。
岩元素
荒瀧一斗（未所持）
荒瀧一斗は彼の性格に見合った豪快な重撃を振り回しながら敵を吹き飛ばす元素爆発アタッカーである。彼は通常攻撃を敵に命中させることで乱神の怪力と呼ばれる特殊なスタックを獲得することができ、これが溜まった状態での重撃はダメージと攻撃速度が強化され、さらにモーションが鬼が金棒を振り回すかの如くな強烈な動きに変化する。
荒瀧一斗の重撃と乱神の怪力以外は星四キャラクターのノエルにとても似たものであり、元素爆発を発動することで自身の防御力を攻撃力に変換できる。そのため、彼も岩元素らしく防御力に特化したビルドが基本になり、他の元素のメインアタッカーとは一風変わったビルドになるだろう。また、岩元素は元素共鳴効果が非常に強力であるため、ゴローや鍾離先生などの強力な岩元素キャラで固め、元素反応は捨てる形の編成が基本となる。
そのため、もしも荒瀧一斗を効果的に使いたいのであればある程度は他の岩元素キャラを仲間にする必要がある上、彼と最も相性の良い聖遺物が稲妻の難易度の高い秘境となるため少し初心者には育成難易度が高いかもしれない。が、逆飛びや悠久セットなどの聖遺物で代用できる他、元素爆発を発動せずとも適当に重撃を振り回しているだけでも中々強いため、案外何とかなるかもしれない。
草元素
アルハイゼン（未所持）
アルハイゼンの戦闘スタイルは刻晴にかなり似たような性能となっている。スキルや元素爆発を起点とすることで琢光鏡と呼ばれるバフを獲得し、これを所持している間は通常攻撃が草元素ダメージに変化するほか、かなり強力な追撃が通常攻撃２～３撃ごとに発生するようになる。また、固有天賦を開放することでこの琢光鏡の獲得手段が増えてゆくため、刻晴や他のスキルを起点とする時限アタッカーよりもさらに長い間継続的に戦闘を行うことが出来る。
アルハイゼンは継続的に敵に草元素を付与することを得意とするため、草激化や超開花を中心とした編成を組むことでその高い連撃性能には似つかないほどの高ダメージを連発できる、非常に凶悪な性能を持っている。また、彼はスメールモチーフのキャラクターの例に則り元素熟知を上げれば上げるほど彼自身の火力を強化することができるため、攻撃力の低い星３や４の武器との相性も中々悪くない。これにより、無課金や初心者の方であってもかなり使い勝手の良いキャラクターだと言えるだろう。
たとえ星５武器を持たずとも編成や育成状況によっては神里綾華や胡桃に匹敵するレベルのDPSを出せるため、とにかく強いメインアタッカーを欲する方には積極的におすすめしたいキャラクターである。
Ver.3.4までに実装された星５メインアタッカーの紹介はここまで。第二弾のサポーター/サブアタッカー編に続く。
