【原神】我が家のビルド:神里綾華(かみさとあやか)リメイク



稲妻幕府に仕える御三家の一つである社奉行に属し、そしてその卓越した能力からも名高い名家、神里家。その一族の現在の長女である神里綾華白鷺の姫と呼ばれ、稲妻の民から親しまれている心優しき女性である。

が、彼女の内に秘めるその強さはその見た目とは裏腹にえげつなく、原神会最強の一角を担っていると言っても過言ではない。そんな彼女のための周回特化型の聖遺物が遂に完成しため、この記事ではそれらのお披露目、およびその性能について解説して行く。






我がテイワットの神里綾華の使うメインビルドは氷風4セット霧切の廻光凍結ビルド。これはVer.1.2のドラゴンスパイン実装時から存在する型であるが、これほどの時を経ても未だにその強さは色褪せない。それもやはりセット効果でアホみたいに稼げる会心率スコアの量のおかげであろう。これにより、聖遺物に必要とされるオプションは基本的には会心ダメージ攻撃力そして元素チャージ効率のみとなり、かなり尖ったステータスを目指すことになる。

私が神里綾華を使用する際は元素チャージ効率に重きを置くため、この聖遺物セットでの会心ダメージは273%にとどまっているが、もし会心ダメージに特化した聖遺物を装備させた場合の数値は300%を超える。この場合は流石にロザリアなどの会心率のサポートを編成する必要は出てくるが、このようなステータス値が実践的なレベルで使える、というのだから驚きである。



また、私が元素チャージを重要視する理由の一つに秘境周回がある。150~160%ほど盛っておけば深緑やスメール天賦素材などの元素粒子を生みづらい秘境であっても余裕を持って一周ごとに爆発のチャージを挑戦終了間際に完了することができるのでかなり重宝している。もちろん螺旋でもこのチャージの速さはとても強力。あまりに早すぎて霧切の廻光のバフを途切れさせてしまう事には目をつぶるしかないが。

また、上記のような生成される元素粒子の極端に少ない場所を周回する際は、合計の元素チャージ効率量だけでなく、パーティーの回し方も重要となる。



例えば私の普段使っている編成は上のような形。今となっては見飽きるほど使われてきた、言わば神里綾華のテンプレのようなパーティだが、これが一番強いのだから仕方がない。この編成では、神里綾華以外のキャラ全てにサポートを担当してもらうため、戦闘開幕と同時にバフ/デバフを行うのが基本となる。そしてこの際に重要となるのがスキル発動の順番になる。

それぞれの装備を確認して頂ければわかる通り、申鶴万葉は火力面の補助だけでなく、西風武器を利用した元素チャージサポートも兼任している。そして、この元素チャージを最も効率よく行いたいのであれば、生成された粒子を神里綾華自身*で受け取れるように立ち回るのが一番である。

*ちなみにこれは神里綾華以外の元素爆発は使わずに周回することを想定している。




私は以前まで申鶴→万葉→心海→綾華の順番でスキルを回していた。しかし、これでは折角生成された申鶴と万葉の元素粒子が心海に全て吸収されてしまうためよろしくない。粒子を出来るだけ多く綾華で受け取りたいのであれば、この場合心海→申鶴→万葉→綾華の順番で回すのがより効率的である。また、これは基本だが、心海と申鶴のスキルを先に発動することで凍結反応を起こせるため万葉で安定して氷元素を拡散しながら集敵できる。その後は元素爆発を放てば敵はほんの数秒で粉微塵である

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』






そして、この元素爆発のダメージがやはり異常なのである。桜吹雪の様相を模した斬撃の塊は、計20回触れ続ける敵を切り刻み、その一発ごとのダメージは遂にバフなしであっても15000ダメージを突破した。つまり全ヒットすれば30万...恐ろしい。



こんなダメージを出せるようになったのもこの時計聖遺物のおかげであろう。この能力値を持った一品は一年以上の歳月を経て、ようやく手にすることが出来た。それもこれも聖遺物廻聖に氷風セットを追加してくれた運営様のおかげである。ちなみに3オプションスタート

現在装備している聖遺物5つの合計スコアは154。元素チャージ効率重視にしている事を考えれば十分すぎる値であろう。一応にまだ強化の余地はあるが、現在自由枠を使っているためこの問題は時が解決してくれるだろう。ひとまずはこれで完成ということで神里綾華の氷風ビルド厳選はおしまいとしよう。

しかし、一つのビルドを極めるのにここまでの時間がかかるとは...おそろしい。







今後は草元素の登場で使いやすさが上がった*逆溶解編成の可能性を模索するのも一興だろうか。神里綾華の通常攻撃と元素爆発には3秒の元素付着クールタイムがあるため彼女自身で逆溶解を連続で起こす事は難しいが、それでも十分強力であろう。凍結ビルドを捨てることで今まで不要だった会心率の確保に勤しむ必要が出てくるが、最近入手した盤岩結緑を装備すれば大体解決するので問題はないだろう。

*逆溶解:
炎元素を持つ敵にに氷元素を与えて起こす溶解反応は逆溶解と呼ばれている。




また、香菱などの溶解サブアタッカーをメインDPSに定める普通の溶解編成も良いだろう。この場合の綾華はあくまでも氷元素の下地を作る側として立ち回ることになるため、逆溶解ビルドよりもシンプルな戦闘スタイルとなる。元素反応の使用上、この編成での綾華自身の元素熟知はあまり重要ではないためビルドの組み立てが単純な事もプラス。

しかし、ここで問題となってくるのが元素爆発である。今までの凍結ビルドであれば、敵が一か所に凍結されるため爆発ダメージを全弾当てることはあまり難しくなかったが、溶解型となると話は変わる。なぜなら斬撃ダメージが発生する度に敵がノックバックしてしまうため、安定したダメージを出すには少し工夫が必要となる。間を取った凍結と溶解のハイブリッド型なんてのも存在するが...練習や試行錯誤が必要だろうか。



もしくは絶縁の旗印を装備させ、とにかく元素爆発の発動回数で勝負する手もある。が、CTが長いため少々強引な手法になってしまうだろうか。この辺りを考えながらゆっくり新たな可能性を模索するとしよう。




では最後に神里綾華の人となりについて少し。前回、私は「神里綾華は重い恋愛感情をお持ちのお嬢様」、なんて半分ネタではあったが、デリカシーのないことを書いてしまったと少し後悔している。確かに彼女の伝説任務での行動や言動は直接的であったためそう思えてしまうが、これは彼女の生い立ちを考えれば仕方のない事かもしれない。



神里一族の長女として生まれた彼女の人生は他の人々とは全く違ったものであっただろう。外では稲妻の人々から羨望の眼差しを受け、家内では苦労人の兄の神里綾人にいち早く追いつこうと努力する。一般の民のように親しい友人を作る暇も余裕もなかった。






そんな中颯爽と現れた、頼れるナイスガイな主人公...。











...うむ。











やっぱりこんなの惚れないほうが無理があr...=====○)д`);.・;゛;ブッ









(多分)惚れた、と言うよりテイワット中を旅しながら生き別れの兄妹を懸命に探す主人公の人柄と生き方に強い憧れを抱いているのであろう。これは一昔前の時代劇で見かけられたような、町の生娘とそれを助けた放浪の旅人の間の切ない心情に近いものなのだろうか。そう考えると神里綾華ほど日本モチーフの稲妻の姫として適任の人物は他にないと思えてくる。一見重く思える彼女の行動はもちろん育ちのせいもあるだろうが、昔の日本人のさがを色濃く表す伝統的な心情をホヨバースなりに現代風にアレンジしたものなのかもしれない。




ブログランキング・にほんブログ村へ



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA