この解説で使用したキャラクターの詳しいステータスなどはこの記事の一番下にあります。
激化反応ってなに?
激化反応は草と雷元素が組み合わされることで起こる元素反応。これを使えば簡単に高いダメージを出せるかもしれない、そんな可能性を秘めた激化をできるだけ簡単に解説します。
まずはこちらをご覧ください。
左が通常時、そして右側が激化反応が起こった際のナヒーダの重撃ダメージです。この通り、激化が起きるだけでダメージが約3.5倍まで伸びています。強いですね。
激化は最初に言った通り、まず草と雷元素が反応を起こすことで敵に発生するデバフ効果に近いものです。正しくはこの状態を原激化と呼びます。
そして原激化状態の敵に雷元素ダメージを与えると超激化、草元素ダメージの場合は草激化が発生し、それぞれの元素ダメージを上昇させます。
激化反応はなんで強いの?
激化反応がどうしてこんなにダメージを上げることができるのか、気になりますよね。
そんなあなたのために解説しましょう。まずはこちらのダメージ計算式をご覧ください (非公式Wikiより抜粋):
最終ダメージ = ( 攻撃力 × 天賦倍率 × 特殊乗算 + 激化反応ダメージ ) × ダメージバフ補正 × 会心補正 × 敵の防御補正 × ...???
はい。意味が分かりません...=====○)д`);.・;゛;ブッ
これではわかるものもわかりませんのでもっと簡単に表してみましょう。まずは激化反応無しのケースから。
面倒なものを全て取っ払った際の通常時のダメージはこの様な式に表せます。お世辞にも正確とは言えませんが...。
基礎ダメージはキャラクターの天賦レベルなどの育成状況によって変化する値、そしてダメージバフは会心ダメージ%や元素熟知などによって基礎ダメージをかけ算によって強化する値になります。
基本的に激化無しの場合はこのようなかけ算で最終的なダメージが計算される、と覚えておけばとりあえず問題ありません。
ちなみに例の式にある数字は全て適当ですのでお気になさらず。後々役に立ちます。
そして激化反応が起こった際はこうなります。
激化反応が起こった場合は基礎ダメージにダメージバフがかけ算される前に反応ダメージの値が足し算されます。
このように、足し算で基礎ダメージを上げてくれるものをダメージ加算バフと呼びます。
これによりナヒーダや八重神子の通常攻撃など、元々のダメージ倍率が低い攻撃手段のダメージの底上げがしやすいんです。
基礎ダメージは基本的に天賦の倍率によってダメージが変動します。
しかし、ダメージ加算バフは天賦の倍率など関係無しに固定値をそのまま基礎ダメージに加算してくれるため、元の数値が低ければ低いほど効果が大きいってことですね。
例えば1× 4 と 6 × 4 を比べた場合、後者の方が数値が格段に大きいですよね?
この『1』を『6』に足し算で引き上げてくれるのが激化反応/ダメージ加算バフです。
また、攻撃力(もしくはHP)を増やすことで強化できる部分は激化反応と同じく基礎ダメージのグループに入ります。
そのため激化反応を多用するキャラクターの攻撃力はそこまで重要ではありません(例外あり)。
重要なのはバランスです。
例えば 15 × 4 (= 60) よりも 10 × 9 (= 90) の方が数値は上なのは明白ですよね。つまり、かける数両方の数値が近ければ近いほど良い訳です。
ダメージ加算バフと攻撃力両方を上げまくったとしても、どちらも基礎ダメージしか増やしてくれないのでダメージの伸びはあまりよろしくない。
加算バフを多用するのであれば、攻撃力よりも会心率/ダメージなどを多く稼ぎましょう。
また、激化に似たダメージ加算バフの申鶴バフ(氷翎)を受けた神里綾華の重撃ダメージも上のように跳ね上がります。こちらは回数制限がある分激化よりも強力に設定されていますが、仕組みはほぼ同じです。
激化反応に必要なこと
激化反応の簡単な計算式は次のようになります:
つまり、激化反応を起こす上で重要となるのが元素熟知とキャラクターのレベルということです。また、草激化と超激化でダメージ倍率(固定値)に少し差がありますが、誤差の範囲なので気にしなくて大丈夫です。
また、この固定値はゲーム内で反応係数とも呼ばれます。
まずレベルに関してですが、これはとてもシンプル。激化反応を効果的に使いたいのであればキャラクターをレベル90まで育成しましょう。上の画像の通りレベルが10違うだけで3000近いダメージ差が生まれます。
しかし、レベル80から90まで育成するのに必要な経験値はかなり膨大なため、状況によってはレベル80で止めるのもありです。突破素材も多いですし。
その分を別のサポーターの育成に力を注いだ方がダメージの伸びは良いかもしれません。
次に元素熟知。これもレベルと同じく数値が大きければ大きいほどダメージの底上げ量が大きくなります。
しかし、だからといってアホみたいに大量に積み込めばいいってわけではありません。
上の画像を見れば分かる通り、バランス良く(笑)ステータスを強化した際と元素熟知を爆盛りにした時を比べると、明らかにバランス型の方がダメージが出ています。
(...流石に元素熟知0はよろしくないですけれど。)
これは前述した足し算と掛け算が関係しているわけです。この両方を増やしていくこと、つまり元素熟知とダメージバフ、そして必要であれば攻撃力やHPを増やすことが高いダメージを出ために必要になります。
ということは...
聖遺物厳選という名の修行を始める必要があるということです。
しかし、元素熟知をバフしてくれるキャラクターはかなり豊富に揃っているのでそこまで悲観する必要はありません。何とかなります。
...多分。
激化の使い方
さて、激化反応の原理が分かりましたが使いこなせなければ意味がありません。しかしこちらはかなりシンプル。
激化反応を主軸としたパーティを使いたい場合は上のように草と雷元素キャラクターのみで固めたり、
氷元素を添えて物理ダメージとのハイブリッド型にしたりするのが主流になります。どちらも強力ですが、単純に激化反応で楽しみたいのであれば草と雷のみの編成が一番です。
また、風や岩元素キャラクターを組み合わせてダメージを更に伸ばしたり防御面を強化するのも強力です。草元素は風、岩、氷元素と反応しないため激化反応の邪魔をすることが少ないです。
では、試しにこの編成を使ってみましょうか。
装備は余り物なので詳細は割愛。
まずは敵に雷と草元素をぶつけて激化反応を発動。
このSSブロリーみたいな緑の雷のエフェクトが敵にあれば成功です。
その後は...言わなくてもおわかりでしょう。
とにかく殴るべし。
激化反応は手数勝負です。とにかく敵をボコボコに殴りまくって超/草激化を発動させまくりましょう。そうすれば最終的なダメージはどんどん膨らみます。
この編成の装備はかなり適当なのでダメージは控えめですが、これでもマトリックスが透明状態になるまでにHPを8割くらいは削れます。
ちなみに超/草激化反応は一度発生してから2.5秒経過、もしくは攻撃が3ヒットするまでクールタイムが発生します。
なので、
やっぱり敵をとにかく殴りましょう。キレたジョナサンジョースターになった気分で攻撃ボタンを連打です。
はい。これが激化反応の基礎になります。
激化は色々と複雑な元素反応に思えますが、なんだかんだ言って結局脳筋なんですね。
一応激化反応の応用編として溶解+激化+過負荷なんてゲテモノ編成もあります。
めちゃくちゃ強い訳ではありませんが、もし興味のある方はこちらの記事をどうぞ。
まとめ
激化反応は草元素反応の中でも特に強力な部類に入る元素反応です。でもこの元素反応を極めるには聖遺物厳選を頑張る必要があるのが少し大変な所。
もしそれが嫌なのであれば、超開花編成を組むことをお勧めします。こちらは元素熟知をとにかく稼げばよいのでとっても楽ちん。
少し上級者向けと言えるかもしれない激化反応。しかし極めることができれば現状最強の元素反応の一角と言っても良いほど強力なので、ぜひお試しあれ。
ステータス詳細
ナヒーダ
神里綾華
ティナリ
今回使った装備はこちらですが、間違えて元素熟知の盃を装備させてます。本当は下のように草元素ダメージの盃にした方が強いです。ダメージも12744から14500まで伸びました。ご参考までに。